2008.07/07.Mon.08:54    CATEGORY:未分類
動物が出てくる泣かせる話には弱い・・だから、あんまり見ないようにしてる。 しかし、いつだったか何かの拍子にTVで「犬の映画」ってのを見てしまった。 途中からで、しかも、最初はあまり真剣に見ていなかったので、 タイトルさえはっきりしないが、何本かのオムニバス。
たしか、最後の2本の内容は・・こんな風だった・・・

仲の良い少年と犬、犬の名前は「ポチ」。 広場でボール投げをして遊んでいる・・・ 少年の投げるボールをポチは楽しそうに何度も何度も拾ってくる。 そんな毎日が続いていたが、ある日突然、少年が入院してしまう。 ポチは少年の乗った救急車を追いかけるが、見失う・・・ それでもポチは一生懸命少年の行方を探す・・ 一緒に遊んだ「ポチ」と書かれたテニスボールを咥えて・・。
そして何日か、何ヶ月かが過ぎ、 ポチは偶然、少年の匂いのする病院にたどり着く。 しかし、ほんの少しの差で少年は退院していた。 ポチはその病院の入り口で少年を待つ・・・ 病院の職員や入院患者にかわいがられながら、 毎日、毎日、少年が来るのをじっと待っている。 足元には例の「ポチ」と書かれた薄汚れたテニスボール。
季節はまた何度か巡り・・・ ある日、ようやくポチが待ちに待った少年が迎えに来る・・・ 少年は笑顔でポチを抱き上げる・・・
・・・そんな幻を見ながらポチは静かに逝ってしまう。
台詞も音楽もほとんどなく、淡々とした映像がかえって効果的だった。 この後、少年の方からポチを思い出すエピローグがあるのだが、 涙でよく見えなかった。
もう1本泣けるのが続くのだが、長くなったので止めとこ。
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